全曲レビュー #201: "Lap of Luxury" [g:全曲レビュー, 1980-]
"Lap of Luxury / ラップ・オブ・ラグジュアリー" -- UNDER WRAPS 1984年
再び昔に戻って、問題作のUNDER WRAPS / アンダー・ラップス。ドラムマシンを使用しシンセに支配されたサウンドは賛否両論だったが、この時期に例え70年代のサウンドに回帰しても市場での敗北は必至だったわけで、冒険したところがJETHRO TULLらしいと言えないだろうか。レコード会社やマネジメントをシャットアウトして好き勝手に製作したためか、Ian AndersonとMartin Barreのお気に入り。そしてDave Peggも今では好きなアルバムだそうだ。
1曲目を飾るこの"Lap of Luxury"はシングルカットされプロモビデオまで作られた。しかし、Ian Andersonはひねくれているので(テレビでの口パクを除いて)ライヴでは一度もプレイしたことがない。
分厚いシンセにフルートが絡む様は今聴いても斬新(変態)で、これをどう捉えるかでこのアルバムとその方向性を受け入れられるかどうかが決まる。このアルバムまではIan Andersonの喉も調子が良い(特に低音がしっかり出せている)ので歌メロもきちんと作りこまれている。Ian Andersonとその一党は全力で本気である。
プロモビデオの動画はリマスター盤のUNDER WRAPSに収録されている。前述のとおりドラムはドラムマシーンだが、このビデオにはツアーから参加したDoane Perryが出演している。
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再び昔に戻って、問題作のUNDER WRAPS / アンダー・ラップス。ドラムマシンを使用しシンセに支配されたサウンドは賛否両論だったが、この時期に例え70年代のサウンドに回帰しても市場での敗北は必至だったわけで、冒険したところがJETHRO TULLらしいと言えないだろうか。レコード会社やマネジメントをシャットアウトして好き勝手に製作したためか、Ian AndersonとMartin Barreのお気に入り。そしてDave Peggも今では好きなアルバムだそうだ。
1曲目を飾るこの"Lap of Luxury"はシングルカットされプロモビデオまで作られた。しかし、Ian Andersonはひねくれているので(テレビでの口パクを除いて)ライヴでは一度もプレイしたことがない。
分厚いシンセにフルートが絡む様は今聴いても斬新(変態)で、これをどう捉えるかでこのアルバムとその方向性を受け入れられるかどうかが決まる。このアルバムまではIan Andersonの喉も調子が良い(特に低音がしっかり出せている)ので歌メロもきちんと作りこまれている。Ian Andersonとその一党は全力で本気である。
プロモビデオの動画はリマスター盤のUNDER WRAPSに収録されている。前述のとおりドラムはドラムマシーンだが、このビデオにはツアーから参加したDoane Perryが出演している。
YouTube: Jethro Tull - Lap Of Luxury (1984)
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2013-05-05 23:40
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