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Barriemore Barlow (John Miles Band) [d-08:Barriemore Barlow]

Barriemore Barlow(バリモア・バーロウ)はYngwie MalmsteenのRISING FORCEのレコーディングの後、John Miles(ジョン・マイルズ)のドラマーになります。推測ですが、Robert Plant→Phil Carson→John Milesといった人脈のつてではないかと思います。

John Milesは1976年に"Music"の一発ヒットを放ったシンガー(でも実力派なので引っ張りだこ)ですが、その"Music"のライヴでBarrie Barlowがドラムを叩いている映像を発見しました。(最後!)




YouTube: John Miles - "Music" (was my first love) - live 1985



Barrie BarlowはJETHRO TULL以外での映像がほとんどないのでこれは貴重だと思います。BarlowはMilesのソロアルバムTRANSITIONでも叩いています。このアルバムはソロ名義ですが実質的にJohn Miles、Bob MarshallそしてBarrie Barlowのトリオアルバムで、裏ジャケに3人の写真が並んで載っています。

しかしながらTRANSITIONはセールス的に失敗し、この後MilesとともにJimmy PageのOUTRIDERのレコーディングに参加します。




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Barriemore Barlow on BBC [d-08:Barriemore Barlow]

JETHRO TULLの元ドラマー、Barriemore Barlow(バリモア・バーロウ)は、現在はミュージシャンとしては一線を退き、イングランドでDoghouse(ドーグハウス)というレコーディングスタジオを経営しています。

2008年に、BBCラジオでBarrie BarlowとDoghouse Studioが紹介されました。その模様がBBCのサイトにまとめられています。また放送されたと思われる音声も聴けます。

http://www.bbc.co.uk/berkshire/content/articles/2008/06/23/barrie_barlow_feature.shtml

JETHRO TULLの話はあまりなく、Doghouseの紹介とここでレコーディングした数々の有名ミュージシャンの逸話の紹介が主です。

が、もちろんいくつか興味深い部分もあります。まず、Barlowおじさんが今のドラムプレイを聴かせてくれます!インタビューアがプレイさせるのだがやり取りが面白い。

また、オーストラリアに移住したJohn Evanに借りている(permanent loanって事実上の譲渡だよな)ハモンドC3が紹介されます。サイトには写真もあります。

元気なBarrie Barlowの近況が分かって嬉しいのですが、やはりバンドでプレイする姿も見たいなあ。


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Barriemore Barlow on Yngwie Malmsteen's RISING FORCE [d-08:Barriemore Barlow]

気の抜けたコーラのような演奏

1980年にJETHRO TULL / ジェスロ・タルを脱退したBarrie Barlow(バリー・バーロウ)は、盟友のJohn Glascock(ジョン・グラスコック)を喪った失意もあり、音楽活動は低調になります。

初期のALCATRAZZ / アルカトラズにも関わっていたといわれていますが、結局参加しませんでした。ま、一番ギャラが高そうですしね・・・

その縁か、ALCATRAZZを脱退した凄腕ギターリストYngwie J. Malmsteen(イングヴェイ・マールムスティーン)のファーストソロRISING FORCEのレコーディングに参加します。多分、Malmsteenが大好きなRitchie Blackmore(リッチー・ブラックモア)がJETHRO TULLが大好きであることも一因でしょう。

肝心のプレイですが、冒頭が感想です。もちろん主役のYngwie Malmsteenのプレイではありませんよ。Barrie Barlowの、です。

いくらTULLの脱退から4年経っているとはいえ、これは明らかに手抜き三昧ですねえ。曲が単純だからこういうプレイになってしまったのか、そもそも曲が気に入らないのか。
"Far Beyond the Sun"で一瞬おおっ!となりますがすぐにしぼむし・・・TULL脱退直前のツアーでDave Peggと二人して大暴走していたのは夢か幻か。

唯一良いのはバスドラの音がきれいに録れているところでしょうか。いずれにしろ実力の10分の1しか出していないBarlowおじさんでした。

結局、ギターリストのソロアルバムなのにドラムしか聴いていないのでした・・・




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Barriemore Barlow with Jimmy Page [d-08:Barriemore Barlow]

OUTRIDER / Jimmy Page 1988

バリモア・バーロウは、ロバート・プラントだけでなくジミー・ペイジとも演っちゃってます。これって実は凄いことだと思うんですよ。レコーディングでそういう人ってなかなかいないでしょ。

バーロウがこのアルバムに参加したのは、多分ジョン・マイルズの推薦だと思うが、全編ジェイソン・ボーナムが叩くと何かとLED ZEPPELINを匂わせてしまうので、そのための政治的配慮、とも取れなくもない。
何かプラントのときと同じような感じだなあ。あくまでも私の邪推ですが。

バーロウが叩くのはやっぱり2曲。"Liquid Mercury"と"Emerald Eyes"で、前者は凡作だが、後者は名曲。多分。ジミー・ペイジのソロ曲では一番出来の良い曲である。まあソロ曲なんてそんなにないですが・・・
ここでのバーロウのドラミングはかなりJETHRO TULL時代を彷彿とさせるもので、曲の良さもあって大満足である。

アルバム自体は、"The Only One"にロバート・プラントが参加したことだけが取り上げられ、世間的にはどっちかというと駄作扱いなんだが、まあこんなもんじゃないだろうか。"Hummingbird"のソロなんかはペイジー一世一代といった感じでなかなか良いと思うんだけど。

続編の「OUTRISER II」の製作も噂されてたが、未だ日の目を見ない。ジョン・マイルズが参加して実際にセッションしてたらしい。
まあ多分そのときのネタはCOVERDALE・PAGEに使っちゃったんだろうな。
そのセッションにはジェイソン・ボーナムは参加していなかったようなので、ドラムはバリモア・バーロウだったのかな?
と、妄想してみるのも楽しい。

ところで、バーロウって今何して食ってるんだろう?
本気で心配だ。

Barriemore Barlow with Robert Plant [d-08:Barriemore Barlow]

THE PRINCIPLE OF MOMENTS / Robert Plant 1983

JETHRO TULL全盛期を支えた名ドラマー、バリモア・バーロウは、その力量にもかかわらずどういうわけか脱退後は泣かず飛ばずである。近年死亡したというデマが流れたことからもいかに音沙汰がないことが知れよう。

そんな彼の数少ないセッション参加作品。元LED ZEPPELINの超絶ボーカリスト(という修飾語は特に必要ないか)ロバート・プラントのセカンドソロアルバムである。

ZEP解散後にリリースされたプラントの最初のソロ2作は、プラントのソロというよりも、プラントとフィル・コリンズのデュオに近い。コリンズは作曲には関わっていないが、アレンジ、プロデュースで相当貢献しているらしい。
ほとんどの曲でドラムを叩いているし、何とツアーにも参加していた。

んで、バーロウは残りの2曲、"Wreckless Love"、"Stranger Here...than Over There"でドラムを叩いている。これらはアルバムの中でも捨て曲な方で、ちょっと悲しい。しかし、フィル・コリンズとは違った彼らしい個性を感じることが出来る。
ファーストソロのコージー・パウエルもそうだが、きっとコリンズ色が強くなりすぎることへの配慮から呼ばれただけなんだろうなー、と勘繰ってしまう。

ところでこのアルバム、実はかなり名盤である。ZEPファンを自認している人って実は案外プラントのソロには手を出していないんではないかって思うんだけど、この人のソロ作は名作揃いです。ジミー・ペイジにはもう少しこの人のプロ魂を見習ってほしいもんです。
必殺の1曲目"Other Arms"で名盤のニオイがプンプンします。シングルヒットした"In the Mood"、"Big Log"あたりは彼のソロキャリア序盤の頂点と言って過言ではない。

ZEPのプラントしか知らない人にこそ是非聴いてほしい名盤。
全英第7位。全米第8位。
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