全曲レビュー #150: "Beastie" [g:全曲レビュー, 1980-]
"Beastie / ビースティ" -- THE BROADSWORD AND THE BEAST 1982年
キーボーディストにPeter-John Vettese(ピーター=ジョン・ヴェテッシ)、ドラマーにGerry Conway(ジェリー・コンウェイ)が加入。さらに初めて外部プロデューサー、Paul Samwell-Smith(ポール・サムウェル=スミス)を迎えて心機一転。
80年代初頭のJETHRO TULL / ジェスロ・タルといえばPeter Vetteseのニューウェイヴ路線のキーボードなのだが、Vetteseは必ずしもシンセ一辺倒ではなく、ピアノを効果的に取り入れシンセサウンドは70年代のオーケストレーションの後継に位置付けてアレンジしていた感がある。かなりTULLサウンドを研究したのだと思う。まあシンセの立ち位置はこの次のアルバムは少し異なってきてるけど。
この曲もイントロはシンセもりもりで70年代のTULLサウンドからかけ離れており旧来のファンは面食らっただろうが、本編が始まるとサウンドを支配するのはMartin Barre(マーティン・バー)のパワーコードとDave Pegg(デイヴ・ペグ)の躍動感あふれるベースプレイである。フルートは入ってなく、中間部にBarre節のギターソロがある。
歌詞がえらくシリアス、というか暗い。このアルバムは全体的にそうなんだけど。
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キーボーディストにPeter-John Vettese(ピーター=ジョン・ヴェテッシ)、ドラマーにGerry Conway(ジェリー・コンウェイ)が加入。さらに初めて外部プロデューサー、Paul Samwell-Smith(ポール・サムウェル=スミス)を迎えて心機一転。
80年代初頭のJETHRO TULL / ジェスロ・タルといえばPeter Vetteseのニューウェイヴ路線のキーボードなのだが、Vetteseは必ずしもシンセ一辺倒ではなく、ピアノを効果的に取り入れシンセサウンドは70年代のオーケストレーションの後継に位置付けてアレンジしていた感がある。かなりTULLサウンドを研究したのだと思う。まあシンセの立ち位置はこの次のアルバムは少し異なってきてるけど。
この曲もイントロはシンセもりもりで70年代のTULLサウンドからかけ離れており旧来のファンは面食らっただろうが、本編が始まるとサウンドを支配するのはMartin Barre(マーティン・バー)のパワーコードとDave Pegg(デイヴ・ペグ)の躍動感あふれるベースプレイである。フルートは入ってなく、中間部にBarre節のギターソロがある。
歌詞がえらくシリアス、というか暗い。このアルバムは全体的にそうなんだけど。
YouTube: Jethro Tull - "Beastie" (live in Italy 1982)
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2011-03-19 23:06
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