「AQUALUNG」こぼれ話

お笑いタレントの「おさる」が細木数子の占いに従って「モンキッキー」に改名したことはちょっとした話題になった。占い師に「改名しなければ地獄に落とす」と言われたて改名した、というあたりが笑いの種だったんだろうと思うが、私はこのニュースを読んでちょっと違うポイントに冷笑した。

「モンキッキー」、という名称。これって「モンチッチ(R)」だと登録商標に抵触するから微妙にずらして「モンキッキー」なんだろ？

占いとか言ってるが、そこはやっぱりテレビ、微妙に計算されているところが心憎い。事前に綿密に打ち合わせしてるのね～。
細木数子が素で「モンチッチ」と言っていたらある意味尊敬していたが、やっぱり占いでは大人の事情は乗り越えられないのでした。

さて、なんで商標の話をしたかというと、JETHRO TULLは素で「やっちゃった」ことがあるのだ。
1972年にリリースされ、全英第4位、全米第7位となった「AQUALUNG」がTULLの代表作の一つであることはファンには言うまでもないが、この"Aqualung"ってアルバムリリース時には登録済みの商標だったんである。
ただしAqualung社が寛大だったので不問に処され、とくに名称使用料は払っていないらしい。

と、いうか、パブリシティ的に効果あると判断されたんだろうな。

さて、くだんの占い師は谷亮子選手の占いで大外ししたが、責任取らなくて良いのだろうか。
発言に責任を取らなくて良いとは、政治家並にオイシイ商売だな～。正直うらやますぃ。