全曲レビュー #175: "Made in England"

"Made in England / メイド・イン・イングランド" -- WALK INTO LIGHT Ian Anderson Solo 1983年

本アルバム中で一番「らしい」曲か。シンセに支配されるアレンジながら憂いのあるメロディはまさにAnderson節。

この時期の路線は不人気だが、フルートがシンセに調和しているのもよく考えたら凄いことだ。Anderson以前にこういうことを試した人はいないのではないか。中間部のキーボードとフルートの絡みなんて相当考え抜いたんだと思う。TULLファンは熟聴すべきだ。

いかにもAndersonっぽい曲なのだが、Peter-John Vetteseとの共作だったりする。

アルバムではギターとベースはAndersonが弾いているが、↓のライヴはMartin BarreとDave Peggがプレイしている。やっぱりこの二人が入ると違うね・・・しかしPeggyは自由に弾きすぎだろ！

YouTube: Ian Anderson & Jethro Tull: Made in England (11/15/1983)

--
↓よかったらクリックお願いします↓