全曲レビュー #90："Quizz Kid"

"Quizz Kid / クイズ・キッド" -- TOO OLD TO ROCK 'N' ROLL: TOO YOUNG TO DIE! 1976年



このアルバムからベーシストがJohn Glascock（ジョン・グラスコック）にチェンジ。リズムアレンジがよりトリッキーになってゆく。

TOO OLD TO ROCK'N'ROLL: TOO YOUNG TO DIE!は時代遅れのロックンローラーがリバイバルにより復活してゆく姿を描いたトータルコンセプトアルバムであるが、付属のアメコミを読みながらサントラ的に聴くのが正しい（？）鑑賞のやり方、だと思う。

なので、曲を単体であれこれ言ってもなかなかその魅力を伝えるのは難しいところではある。実際、楽曲それぞれは地味。

1曲目を飾る"Quizz Kid"はまさに物語のイントロダクション。落ちぶれたロッカー、Ray Lomasはクイズ番組に出場し（それも自ら応募している・・・）、見事初戦を勝ち抜く。曲のイントロが、アルバムのタイトルトラック"Too Old to Rock 'n' Roll: Too Young to Die"の引用であるのはコンセプトアルバムたらしめるための意図的なアレンジだろう。

当方ボキャブラ世代なもので、懐かしい芸人さんがバラエティ番組に再登場するのを見ると頭の中でこの曲が鳴ります[E:catface]

YouTube: Jethro tull Quizz Kid live

　 　 　 　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.へ
　　___ 　　　　　　　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　ﾑ　　i
　「 ﾋ_i〉　　　 　 　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　　 ゝ　〈
　ﾄ　ノ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　iニ(()
　i 　{ 　 　　　　　　　 　　　＿＿＿_ 　 　　　　　　　　| 　ヽ
　i　　i　　　 　　　　　　　／__,　 , ‐-＼ 　 　 　 　 　　i 　　}
　|　　 i　　　　　　 　　／（●) 　 ( ● )＼　　　　　　 {､　 λ
　ト－┤.　　　　　　／ 　 　（__人__） 　　　＼　　　 ,ノ　￣ ,!
　i　　　ゝ､_ 　　　　|　　　　　´￣` 　 　　　　|　,. ‘´ﾊ　　　,!
.　ヽ、 　　　｀`　､,__＼ 　　 　 　　　　　 　 ／”　＼ 　ヽ／
　　　＼ノ　ﾉ　　　ﾊ￣r/:::r―–―/::７　　 ﾉ　　　　／
　 　　 　 ヽ.　　　　　　ヽ::〈； . ‘::. :’ |::/　　 /　　　,. ”
　　　　　　　 `ｰ ､　　　　＼ヽ::. ;::：|/　　　　　ｒ’”
　　　　　／￣二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
　　　　　| 答 |　　　　　コ　ロ　ン　ビ　ア　　　　　 　　│|
　　　　　＼＿二二二二二二二二二二二二二二二二ノ

--
↓よかったらクリックお願いします↓