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全曲レビュー #65:"Queen and Country" [f:全曲レビュー, 1974-1979]

"Queen and Country / クイーン・アンド・カントリー" -- WARCHILD 1974年

リズムがやや変態がかった曲。この曲もまたDavid Palmer(デイヴィッド・パーマー)によるストリングズアレンジの存在感が強い。このストリングズ、そしてアコーディオンやサックスが織りなすメロディ、アレンジは中世トラッドの影響が強く、この時期のJETHRO TULL / ジェスロ・タルの音楽性を良く体現している。

歌詞もまた中世を扱っている。しかし一見エリザベス1世の頃の私掠船を題材にしているようでいて、その実ツアーに明け暮れるバンド自身が歌われている。海外で稼ぎまくった金がバカ高い税金としてQueen=現女王エリザベス2世とCountry=英国に吸い取られることへの皮肉である。


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