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BLACKMORE'S NIGHT Live in Grenlothes, 10th June 2007 - Part.1 [i:Live観戦記]

泊りがけでBLACKMORE'S NIGHTを見に行ってきました。場所は、スコットランドはファイフ地方の都市、グレンロセス。

BLACKMORE'S NIGHTとは、DEEP PURPLE~RAINBOWのギターリストだったRitchie Blackmore(リッチー・ブラックモア)が若い恋人Candice Night(キャンディス・ナイト)と組んだバンドです。ジャンルは中世音楽をベースにしたロックといったところか。

行く直前に、最近出たRitchie Blackmoreの伝記本「BLACK KNIGHT」を入手、汽車中で斜め読み。日本の雑誌には出ない興味深い話がちらほらと。

・RAINBOWが途中でポップ化して売れ線を狙い始めたのは、当時バンドとRitchie Blackmoreが金銭的に苦しかったかららしい。当時のキーボーディストであるDon Airey(ドン・エイリー)の推測では、「DOWN TO EARTH」当時、Blackmoreの版権は抵当に入っていたという。
・再結成RAINBOWを止めてBLACKMORE'S NIGHTに本腰を入れたのは、再結成RAINBOWの米ツアーがドサ回り状態のなかで、日本でBLACKMORE'S NIGHTのデビューアルバム「SHADOW OF THE MOON」が好セールスをあげ、金銭面でやっていける自信がついたから

生々しいですな。

しかし、上記のとおりなら、Ritchie Blackmoreがハードロックを離れルネサンスフォークに走ったのは我々日本のファンの責任ということになります。当時煽った評論家の先生方は今頃後悔しているのでしょうか。(セカンド以降のBLACKMORE'S NIGHTのアルバムって苦々しい評価が多い気がする。)

とまれ、「SHADOW OF THE MOON」を発売日に買った日本人として、責任の一端を感じつつ、重い足取りで会場に向かうのでした。(嘘)

さて、実は事前にチケットを買うとき、前方の席はコスプレ(多分中世風の)の人限定と告知されておりました。会場に入ると、おりますおります。ロビン・フッドもどき、兵士、ゴス・・・
自分も羽織袴あるいは剣術の稽古着であればジャパニーズサムライとして堂々と前方の席に向かったのでありますが、残念ながら持ってきておりません。一民間人として後方右の席に座ります。

小ホールがほぼ満員です。

このツアーでは前座がおりまして、チェコのやはりトラッドバンド、GOTHIENです。ロックアレンジではなく、かなり純正な欧州各地のトラッドを演奏してくれます。上手い。MCの英語も上手い。普通に観客と会話しておりますよ。海外に行きたがっている日本のミュージシャンも見習ってください。

GOTHIENは30分くらいで、休憩を挟んでBLACKMORE'S NIGHTの登場です。

メンバーは
Ritchie Blackmore -- Electric & Acoustic Guitars, Mandolin, Hurdy-Gurdy
Candice Night -- Lead Vocal, Whistle, Shawm
Bard David of Larchmont -- Keyboard, Vocal
Squire Malcolm of Lumley -- Drums
Baron St. James -- Bass, Acoustic Guitar, Vocal
Sisters of the Moon (Lady Madeline and Lady Nancy) -- Vocals

ステージセットは中世の家屋の中を模しているようで、フルスタジオ盤としては最近作である「THE VILLAGE LANTERNE」にちなんでか、上方にランタンが灯っています。もっともこのアルバムからはほとんどやらなかったが。

中央に黒ずくめの老けたおっさんがギターを持って立っております。御大Ritchie Blackmoreです。歓声が沸きあがります。

と、ここまで書いて力尽きたので、続きは明日書きます。
ちなみに、セットリストをメモるのを忘れました・・・


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コメント 2

BlogPetのアクアラング

スコットランドでジャンルなどをアレンジしなかった。
by BlogPetのアクアラング (2007-06-12 14:28) 

BlogPetのアクアラング

日本も見習うのかー
by BlogPetのアクアラング (2007-06-19 14:56) 

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