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全曲レビュー #213: "Apogee" [g:全曲レビュー, 1980-]

"Apogee / 遠地点" -- UNDER WRAPS 1984年

シンセ路線だがプログレチックなストリングスの憂いのあるメロディが乗ったスケールのある曲。ある意味プログレっぽいか。
Peter-John Vetteseのキーボードが大活躍しておりその才能の豊かさを見せている。何といってもこの曲の良さは全般にわたる彼のキーボードメロディだろう。作曲もほとんど彼によるものではないか。
Ian Andersonは時折絞り出すように歌っており、こういう無理をするからこの後・・と思ってしまう。フルートに逃げず真っ向勝負でVetteseのメロディとの相性も良い。

Ian AndersonとPeter-John Vetteseの共作。


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