全曲レビュー #139: "Crossfire" [g:全曲レビュー, 1980-]
"Crossfire / 十字砲火" -- A 1980年
斜陽の80年代初頭に突入。Ian Andersonのソロアルバムがビジネス上の理由でJETHRO TULLのアルバムになった問題作A(全英第25位/全米第30位)から。
ファンにはボロカスに言われているこのアルバムであるがこの1曲目は悪くない、というか結構いい。前作STORMWATCHの"North Sea Oil"のコンパクト&ポップを継承しつつ新機軸のシンセが響くアレンジにリアルタイムのファンも胸躍ったんではないだろうか・・・この時点では。
Eddie Jobsonが貧相なピロピロシンセを抑えてピアノを前面に出しているのが良い。
歌詞は駐英イラン大使館占拠事件を題材にしたもので、人質となっていた警察官Trevor Lockの視点でSASの突入作戦を描いているという。
サビの出だしは"Caught in the crossfire on Princes Gate Avenue..."だが、同時期にリリースされたJohn WettonのソロアルバムCAUGHT IN THE CROSSFIREとは偶然の一致なのかそれともこういう言いまわしが流行ってたのか。これまた偶然にもWettonのソロでギターを弾いているのはMartin Barre。
イラン大使館占拠事件とSASというと個人的にはマスターキートンなんだが。
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斜陽の80年代初頭に突入。Ian Andersonのソロアルバムがビジネス上の理由でJETHRO TULLのアルバムになった問題作A(全英第25位/全米第30位)から。
ファンにはボロカスに言われているこのアルバムであるがこの1曲目は悪くない、というか結構いい。前作STORMWATCHの"North Sea Oil"のコンパクト&ポップを継承しつつ新機軸のシンセが響くアレンジにリアルタイムのファンも胸躍ったんではないだろうか・・・この時点では。
Eddie Jobsonが貧相なピロピロシンセを抑えてピアノを前面に出しているのが良い。
歌詞は駐英イラン大使館占拠事件を題材にしたもので、人質となっていた警察官Trevor Lockの視点でSASの突入作戦を描いているという。
サビの出だしは"Caught in the crossfire on Princes Gate Avenue..."だが、同時期にリリースされたJohn WettonのソロアルバムCAUGHT IN THE CROSSFIREとは偶然の一致なのかそれともこういう言いまわしが流行ってたのか。これまた偶然にもWettonのソロでギターを弾いているのはMartin Barre。
イラン大使館占拠事件とSASというと個人的にはマスターキートンなんだが。
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2010-11-15 22:25
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