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全曲レビュー #126: "Dark Ages" [f:全曲レビュー, 1974-1979]

"Dark Ages / ダーク・エイジズ" -- STORMWATCH 1979年

JETHRO TULLで最も過小評価されている曲、ではないだろうか。ベスト盤に入ることもなければライヴでも80年代以降はほとんど演奏されない。

9分を超える大曲で、暗いながらもテクニカルで複雑な構成である。千変万化の表情を見せるドラミングはBarrie Barlowのベストプレイのひとつと言われる。中間部のギターもいかにもMartin Barreの音色である。

しかし、この曲以降STORMWATCHは暗くなるんだよなあ。聴きやすい曲でもないし、評価が低いのは分からんでもない・・・

なお、リフはベートーヴェンの"運命"のパクリである。後にIan AndersonはAQUALUNG LIVE収録のトーク"Riffs - Another Monkey"で、古今の代表的リフの例としてこの"ダダダダーン"を歌っていたが、「お前それパクってたじゃんかよ!」と突っ込みたかったのは私だけではあるまい。(まあ確かにこのトークはアイディアの使いまわしを肯定するような内容だったが。)

レコーディング前のツアー(ベースはJohn Glascock)ですでにプレイされていた。スタジオテイクはアレンジが進んでおりまとまりが出ている。STORMWATCHツアーではDave Peggを迎えてさらに破壊力を増している。

このスタジオテイクではIan Andersonがベースを弾いている。↓のレコーディング風景ではJohn Glascockは元気そうだけど・・・




YouTube: Jethro Tull record Dark Ages (1979 documentary)




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