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全曲レビュー #93:"Taxi Grab" [f:全曲レビュー, 1974-1979]

"Taxi Grab / タクシー泥棒 (盗んだタクシーでホイサッサ)" -- TOO OLD TO ROCK 'N' ROLL: TOO YOUNG TO DIE! 1976年

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いい女Salamander(Sally)に逆ナンされたRay Lomasおじさん。女にケンジントンの自宅でのパーティに誘われます。しかし、ラッシュアワーであらゆる交通機関は人がいっぱい。そこで・・・盗んだタクシーで走り出す♪
う~ん、自動車道路も混んでいるんじゃないでしょうか?そもそもLomasがうろついていたのはケンジントン。女のフラットもケンジントン。歩けよ。
で、タクシーを運転しつつバックミラー越しに女を観察するLomas。妄想に股間を膨らませます。女もLomasのセクシーさを認めますが「ワーキング・クラスはやっぱダメね。」という気持ちもあり、そこはかとなくビッチ臭を漂わせます。

さて、またもや旧邦題が凄いですな。また邦題をつけるときは"盗んだタクシーで走り出す"か"51の夜"でお願いします。

この曲はMartin Barreのギターが大活躍している。スライドギターも用い、Ian Andersonのハーモニカも相まってブルージーさを醸し出している。そういう意味では初期への回帰なのだが、曲展開は複雑だし演奏自体もよりテクニカルで締まっているため、成熟したブルースロックという印象だ。

JETHRO TULL流変態ブルースロックかな。こういう曲はなかなかやらないので貴重。




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