SSブログ

全曲レビュー #75:"Quartet" [f:全曲レビュー, 1974-1979]

"Quartet / カルテット" -- WARCHILD Remastered Edition Bonus Truck 2002年

J.S. Bach(バッハ)の"トッカータとフーガ ニ短調"をベースにした(と言われる)インストゥルメンタル。スタジオ盤としての初出は1993年のNIGHT CAPだが、1975年ごろからライヴのオープニングSEとして利用されていたし、ライヴでもフルートソロなどで引用されていた。LIVE BURSTING OUTでも聴くことができる。

カルテット(四人組)、とのことだが、実際誰が演奏しているのかというと資料によってまちまちで、NIGHT CAPのクレジットによればIan Anderson(イアン・アンダーソン)、Martin Barre(マーティン・バー)、John Evan(ジョン・エヴァン)、Jeffrey Hammond-Hammond(ジェフリー・ハモンド=ハモンド)、Barriemore Barlow(バリモア・バーロウ)、David Palmer(デイヴィッド・パーマー)というが、もはやカルテットではない。Russo本はDavid Palmerがキーボードを弾いているというが、このNIGHT CAPの記載を深く考えず参考にした気がしてならない。このキーボードはEvan節だろう。

思うに、NIGHT CAPのクレジットは当時のメンバー+オーケストレーション、という意味ではないだろうか。さらに、当時のメンバー=演奏メンバーというわけではない。そもそもギターが入ってない。

つまり、演奏者は、Ian Anderson、John Evan、Jeffrey Hammond、Barriemore Barlow、そしてDavid Palmer指揮のストリングズ、だと思うのだが。だったらカルテットでも辻褄が合う。


--
↓よかったらクリックお願いします↓
人気blogランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。