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映画「俺たちニュースキャスター」 [c:TULL Trivia]

米国の映画にAnchorman: The Legend of Ron Burgundy / 俺たちニュースキャスターというのがありまして、Will Ferrell(ウィル・フェレル)主演のコメディなんですが、実におバカであらすじもよく説明できないのですが、なんとJETHRO TULLネタがあります。

Ferrell演ずるRon Burgundyが同僚のVeronicaとレストランでデートするシーンで、常連らしいBurgundyが周りに勧められてジャズフルートを演奏します。(しかしまったく脈絡がない。)

全然準備してないよと言いつつ手品でフルートを取り出して出てくる音は・・・モロにIan Anderson。例の唾付きフルートを奏でながらレストラン中を駆け巡ります。そして最後にあのリフを奏で、"Oh, Aqualung"。字幕は「アクアラングも真っ青」。翻訳者は元ネタを分かってたのだろうか?

日本で公開されたのかどうかはわからないが、分かった人がいたかどうか。




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二代目ギターリストの候補者たち [c:TULL Trivia]

STAND UPのレビューから漏れた記事ですが。

Mick Abrahams脱退(解雇)後、JETHRO TULLはギターリストのオーディションを行います。オーディションに来た人で、諸書で判明している名前を挙げます。

●Martin Barre
Jon Blackmore
Steve Howe
●Tony Iommi
Jimmy McCulloch
●Davy O'List
●Tony Williams

●はオーディションしたことをTULLサイドが認めている人です。後は少し信憑性が落ちます。

いったんはTony Iommiが選ばれますが、バンドの雰囲気になじめず脱退。再び選考が行われMartin Barreに白羽の矢が立ちます。そして今に至るまでJETHRO TULLのギターリストです。

かなり良い線まで行ったのではないかと思われるのがDavy O'Listで、当時の雑誌には加入決定したように書かれていたそうです。もちろん事実ではありません。Ian Anderson曰くMick Abrahamsの後任としては合わなかったとのことですが、まあそうでしょう。Andersonはオーディションというかしゃべってちょっとプレイしただけだと言ってますがそれはオーディションだろ・・・

日本の雑誌などでSteve Howeが一時期加入してたと書かれることがありますが当然誤りです。オーディションには顔を見せたのではないかといわれていますが良く分かりません。

Tony Williamsはブラックプール時代からのバンドの旧友ですが落選しました。この後ベーシストに転向してSTEELERS WHEELで"Stuck in the Middle"の一発ヒットを放った後、1978年に病身のJohn Glascockの代打としてJETHRO TULLに加入します。後に音楽業界をセミリタイアして実業家に転身、現在はブラックプールの市議会議員を務めるという波乱万丈な人生を送ってますです。

Jon Blackmoreが後にGlenn CornickのWILD TURKEYに加入するのはこの時の縁かもしれません。

Jimmy McCullochは当時はまだ子供だったと思いますが、THUNDERCLAP NEWMAN加入直前の時期ではあるのでありえなくもないです。後にWINGSで大成するもドラッグで夭逝します。

上記のうち、Steve Howe以外はJETHRO TULL関連の諸書で名前が挙がっていますが、Howeだけは出典が分かりません。ご存知の方にはご教示いただきたく。


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結成11周年?番組 [c:TULL Trivia]

JETHRO TULL / ジェスロ・タルは、結成から節目の年に映像作品をリリースしてきている。最初は結成20周年ビデオ(現在廃盤)であるが、その前に、結成から12年目に当たる1980年にBBCが放映したドキュメンタリーが存在する。

制作されたのはまだJohn Glascockが在籍してた1979年なので、11周年番組と言った方が適当かもしれない。

米でのコンサート(1979/4/12のポートランドでのものと言われる)の抜粋、STORMWATCHのレコーディング風景、各メンバーのインタビュー&プライヴェート映像、バックステージや裏方の様子等からなる、かなり力の入った映像作品で、おそらくはSTORMWATCHのプロモーションを主眼としていたと思われるが、結果的に全盛期JETHRO TULLの最後の姿をほぼありのままにとらえており、かなり見ごたえがある。

たぶん制作時にはほとんどの関係者が直後にバンドが崩壊するとは思ってもみなかったであろうが、今となってはJohn EvanやDavid Palmerのインタビューあたりに予兆が見られる。

また、ほとんどのメンバーが家族を登場させているが、John EvanとJohn Glascockのプライヴェートショットはない。後者はインタビューすらなくもしかしたら死の病のためそういう状況になかったのかもしれない。しかしGlascock先生、生前最後の映像なのに飛行機の中でエロ本を読んでいるところが収録されてしまうとは・・・

面白いのが、同じく飛行機の中で、Barrie BarlowとEddie Jobsonが談笑しているところが一瞬映っているところ。米ツアーの前座がUKだったので、移動も一緒だったのだろう。ちゃっかり次の時代の伏線がはられている・・・

あと貴重なのが、幻のWALTER'S EDGEと思われるバレエの映像。ちょっと妖艶な感じ。

40周年DVDで抜粋されていたけど、せめてライヴ映像はフルで出してほしいなあ。




YouTube: Jethro Tull - BBC Lively Arts Documentary 1979 - Part 1





YouTube: Jethro Tull - BBC Lively Arts Documentary 1979 - Part 2





YouTube: Jethro Tull - BBC Lively Arts Documentary 1979 - Part 3





YouTube: Jethro Tull - BBC Lively Arts Documentary 1979 - Part 4





YouTube: Jethro Tull - BBC Lively Arts Documentary 1979 - Part 5





YouTube: Jethro Tull - Sweet Dream and band interviews - 1979





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Chris Wright CBE [c:TULL Trivia]

Chrysalisグループの会長で共同創設者でもあるChris Wright(クリス・ライト)は2005年にCBE(Commander of the Order of the British Empire)に叙勲されてたようです。音楽・エンターテイメント業界への貢献ということだそうです。

JETHRO TULLをマネジメントしていたのはもう一方の共同創設者であるTerry Ellis(テリー・エリス)で、Chris Wrightが手掛けていたのはTEN YEARS AFTER等だったらしいですが、40周年DVDのインタビューの感じだとTULL(の前身JOHN EVAN BAND)のスカウトにも絡んでいたようです。

1985年にTerry EllisがChrysalisを離れたのちはChris Wrightがグループをけん引しますが、レコード会社としてのChrysalisレーベルは1991年にEMIに売却しています。

Terry Ellisの方も音楽業界その他で様々な業績を残していて叙勲されてもおかしくはないんですがまだみたいですね。

ちなみに大英帝国勲章をもらっても「貴族」になるわけではないです。


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JETHRO TULL RADIO [c:TULL Trivia]

オフィシャルでJETHRO TULLのジュークボックスのブログパーツが出たのでブログの右上にはっつけてみた。

JETHRO TULLのCD全作品とIan Andersonのソロアルバムから選曲されているようで、WALK INTO LIGHTのような廃盤も対象になっている。

AndersonのMC?まで入っていて聴いていて楽しい。

フリーなわけだが、こういうプロモーション手法を見ると、CDを売るよりライヴで稼ぐ方が重点なんだなと思う。極東の島国は蚊帳の外だが。


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「今日は一日○○三昧」プログレ特集 [c:TULL Trivia]

先週末のNHK-FMの「今日は一日○○三昧」がプログレ回だったようで、JETHRO TULLは"Living in the Past"がオンエアされたらしい。(すいません。聞いてません。)

確かに変拍子だし全英第3位、全米第11位と海外では有名曲だが、プログレ、と言われると違和感あるなあ。
まあ"Thick As A Brick"とか"A Passion Play"とかをオンエアするわけにはいかなかったんだろうが。


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FirefoxのPersonas - Jethro Style [c:TULL Trivia]

WebブラウザFirefoxの着せ替えツールPersonasに、JETHRO TULLがあります。(Jethro Style

Firefoxをお使いの方は試してみてください。


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iTunes Storeの怪しげなアルバム [c:TULL Trivia]

日本のiTunes Storeは残念ながらJETHRO TULLのアルバムはあまり置いてません。(特にChrysalis時代。)

何枚かはあるのですが、1枚、怪しげなのを見つけました。

THE LEGEND GREATEST HITSJethro Tull - The Legend Greatest Hits

??聞いたことない。
曲目を見ると、???THIS WASの曲がランダムに並んでる?
あれ??"Rock Me Baby"ってあったっけ?"Round"は?

・・・これって、Mick AbrahamsがTHIS WASをセルフカヴァーしたTHIS IS(の曲順変更版)じゃないの?

だとしたら詐欺だよねえ。(買って確かめる勇気がない・・・)
発売元のCrisler Musicはイタリアのこの会社かな?

多分、Mick AbrahamsにもIan Andersonにも印税入ってないんだろうな・・・

Mick Abrahams from Jethro Tull - This was(本物)


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MOON SHOTのAndrew Lincoln [c:TULL Trivia]

昨年2009年はアポロ11号が月面に着陸して40周年でした。

それを記念して制作されたドラマ、MOON SHOTはその月面着陸を題材にしています。

http://www.dangerous.co.uk/programmes/programme_moonshot.asp

この映画にIan Anderson(イアン・アンダーソン)の婿、Andrew Lincoln(アンドルー・リンカン)が出演しています。
Michael Collins(マイケル・コリンズ)役で。

ここまで書くとディープなファンは察するでしょうが、JETHRO TULLのサードアルバムBENEFIT"For Michael Collins, Jeffrey and Me / マイケル・コリンズとジェフリーと私のために"があり、このMichael Collinsの心情を借りた歌となっています。

偶然のキャスティングでしょうか?さすがにAndrew Lincolnは岳父の歌を多少は意識したでしょうねぇ。


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CMにJETHRO TULLの曲 [c:TULL Trivia]

現代自動車が米国でのTVCMにJETHRO TULLの代表曲"Thick As A Brick / ジェラルドの汚れなき世界"を使用したことがあります。



カヴァーではなく、Ian Anderson自身によるリメイクで、このCMだけのための特別なものです。

良いCMですね。私も現代の車を買いたくなりました!

・・・ま、免許持ってないんですが。


しかし現代自動車さん、言葉としての"Thick As A Brick"がどういう意味か分かってて使ったんですよね・・・?


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