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全曲レビュー #232: "The Turnpike Inn" [g:全曲レビュー, 1980-]


"The Turnpike Inn / 第6章:街道の宿:ある辻強盗の物語" -- HOMO ERRATICUS Ian Anderson Solo 2014年

ここでへヴィなロック曲がくる。スローな曲が続いたが
絞り出すようなフルートとディストーションの効いたエレキギターとの絡みがいかにもなTull風のミドルテンポのロック曲である。
後半でこれまたTullな変則的インストパートが出てくるがあっさりと終わる。あれっ?というフレーズが意外にあっさり終わるのがこのアルバムの特徴ではあるのだが。
この曲もRyan O'Donnellとのツインヴォーカル。O'Donnell参加はやっぱり良いね。曲がフレッシュな印象。

歌詞は実在の「紳士強盗」、James MacLaine(ジェイムズ・マクレイン)をモチーフにしていると思われるが、MacLaineを特定するような描写はほぼなく、強盗一般のことを歌っているようでもある。なんとなく"Cross-eyed Mary"を連想させる。
"change your horses"というフレーズが出てくるが、前作TAAB2の名曲"Change of Horses"を思い起こさせる仕掛けだろう。


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