SSブログ

Ken Hensley, Live at Takadanobaba AREA, 29th of May 2013 [i:Live観戦記]

Ken Hensley(ケン・ヘンズリー)---
前期URIAH HEEPの音楽的中心人物だった男。URIAH HEEPは今でも現役だがはっきり言ってHensleyの作り上げたサウンドを踏襲している。
私の好きなキーボーディストで3本の指に入る人。特にそのオルガンのグリッサンドは最強である。
キーボードだけではなくギターやヴォーカルもこなす。URIAH HEEPの名曲"Look At Yourself / 対自核"のヴォーカルは実はこの人。"The Spell"のスライドギターソロもこの人。
80年代初頭にサザンロックバンドBLACKFOOTを脱退したのちは半ば隠遁していたが、近年は精力的にソロ活動をしている。

---そんな我がヒーローが来日するという。バンドではなく弾き語りライヴという。場所は高田馬場のスーパーの地下という。
URIAH HEEPを浴びるように聴いていた学生時代にバイトに勤しんでいた高田馬場とは、なんという縁だろう・・・
そのバイト帰りに電車が人身事故で止まってしまい、そのときDiscmanに入っていたのがURIAH HEEPの、それもHensleyがネタ切れと評されるFallen Angelで、何度も何度も聴く羽目になったことを昨日のように覚えていますですよ。

私が行ったのは2日目です。
夢にまで見たKen Hensleyは・・・意外に若いな、というのが第一印象。それから、風邪で決して本調子ではなかったということで初日行った人がやはり2日目は辛そうだと周りで話していたのですが、2日目しか見ていない私には、途中咳や鼻をすすることが何度かあったものの、え?これで調子悪いの?というくらい良い声でした。

選曲はURIAH HEEPとソロを程よく混ぜ合わせていました。でも弾き語りということでURIAH HEEPのベスト盤に入っているような曲はあまりやってくれなかったのでディープなファンでないとちょっときついところもあったかも。BLACKFOOTの曲もやってほしかったな・・・

歌だけではなく曲間にファンのQuestionを受け付けるということで、ステージ上に通訳がいました。しかしHensleyはスピード・アクセントを日本人向けにして話してくれてましたね。通訳さんも3割くらいしか訳してなかった感じですが、そうしないとかえって冗長になっていたでしょう。
印象に残ったのは・・・"Cold Autumn Sunday"を20年ぶりにやる曲って言ってたけど、おいおい、何年か前にリメイクしてるじゃん、と突っ込み入れたくなった。

最後は"Lady In Black"の大合唱。アンコールはなく、終演後にサイン会がありました。結構長蛇の列になっていて、Hensleyも疲れていたとみえ、マネジャーさんにあとどの位かかりそうかと小声&早口で聞いてました。で、まだ最後尾が見えないと返されて軽くため息をついていました・・・横で丸聞こえなんですけど・・・でも丁寧にサインしてくれましたし握手の時は爽やかな笑顔、やはりプロだなあ。

バンドでの再来日を交渉しているということでした。
やはりオルガンプレイが聴きたい!ので関係者の方、是非お願いします。



--
↓よかったらクリックお願いします↓
人気blogランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

2013/06/07 twitter2013/06/08 twitter ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。