SSブログ

URIAH HEEP with Micky Moody, Live in Kawasaki, 23rd October 2010 [i:Live観戦記]

URIAH HEEP / ユライア・ヒープ3度目の来日公演

私、実は初めてのクラブチッタ。1階M列15番でした。中央でかつ隣が開いていたので2人分のスペースがありなかなか良かった。

待望の来日です。前が91年でしたが私は子供でURIAH HEEP / ユライア・ヒープのことなど当然知らなかったので。英国にいたときもHEEPのライヴはありませんでした。学生のころコピーバンドをやっていたので思い入れは深いバンドです。本当に待望のライヴでした。

一抹の不安は、「DAMONS AND WIZARDS / 悪魔と魔法使いの完全再演」がうたわれていたこと。もっと最近の曲も聴きたいのに。そこまで観客に媚びなくてもチッタぐらいの集客は見込めたと思うのですが・・・

1曲目が最新作からの"Wake the Sleeper"だったのはやはり意地でしょうか。これは嬉しかった。しかしBarnie Show&Phil Lanzonが加入してからの曲は最新作からの2曲のみでした。

最初の方はヴォーカルの音が悪かったですが、だんだんバランスも良くなってきて、曲のドラマティックさとも相まって迫力あるサウンドでした。皆結構な年齢だし時差ボケだもあったはずですが(MCで朝食の時間なのでフレッシュとか言ってたけど、ジョークである)、全編通して実にパワフルでした。

最初にMick Boxが登場したとき客をあおるので1曲目から全員総立ち。Bernie Shawも客を乗せるのがうまいです。しかし、Shawの歌のうまさには感動しました。歌のテクニックという点ではアル中のDavid Byronよりずっと上だと思います。

その他気付いたこと。

[E:karaoke]Trevor Bolderの曲をやらなかった。
[E:karaoke]名盤SEA OF LIGHTから1曲はやってほしかった。
[E:karaoke]"The Spell"で泣きモードになったところに"Rain"に続くのはニクイ。
[E:karaoke]"Stealin'"がライヴの定番である理由が良く分かった
[E:karaoke]Micky Moodyはあまり目立たなかった。正直"Fool for Your Loving"を期待してた。
[E:karaoke]トキヨートキヨーと連発していたがここは川崎だ。

しかし、Boxの右手で拝むようなアクションは何なんだろうか??
25日のセットリストは若干変わるらしいです。でもDAMONS AND WIZARDSはやるらしい。

Mick Box (ミック・ボックス) -- Guitar, Vocal
Trevor Bolder (トレヴァー・ボールダー) -- Base, Vocal
Phil Lanzon (フィル・ランゾン) -- Keyboard, Vocal
Bernie Shaw (バーニー・ショウ) -- Lead Vocal
Russell Gilbrook (ラッセル・ギルブルック) -- Drums
+guest Micky Moody (ミッキー・ムーディ) -- Guitar

1. Wake the Sleeper (Box/Lanzon) from WAKE THE SLEEPER
2. Return to Fantasy (Hensley/Byron) from RETURN TO FANTASY
3. Book of Lies (Box/Lanzon) from WAKE THE SLEEPER
4. Stealin' (Hensley) from SWEET FREEDOM
5. The Wizard (Hensley/Clark) from DAMONS AND WIZARDS
6. Traveller in Time (Box/Byron/Kerslake) from DAMONS AND WIZARDS
7. Easy Livin' (Hensley) from DAMONS AND WIZARDS
8. Poet's Justice (Box/Kerslake/Hensley) from DAMONS AND WIZARDS
9. Circle of Hands (Hensley) from DAMONS AND WIZARDS
10. Rainbow Demon (Hensley) from DAMONS AND WIZARDS
11. All My Life (Box/Byron/Kerslake) from DAMONS AND WIZARDS
12. Paradise (Hensley) from DAMONS AND WIZARDS
13. The Spell (Hensley) from DAMONS AND WIZARDS
14. Rain (Hensley) from THE MAGICIAN'S BIRTHDAY
15. Free Me (Hensley) from INNOCENT VICTIM
16. Gypsy (Box/Byron) from VERY 'EAVY, VERY 'UMBLE>
17. Look at Yourself (Hensley) from LOOK AT YOURSELF
18. July Morning (Hensley) from LOOK AT YOURSELF
<Encore>
19. Sunrise (Hensley) from THE MAGICIAN'S BIRTHDAY
20. Lady in Black (Hensley) from SALISBURY

なんかもうほとんどKen Hensleyの曲なわけで、Hensley先生が今のHEEPを認めないのも分からんでもない。

もっと最近の曲をやるべきだと思うし、ここ数作品は70年代に匹敵するクオリティですので自信を持ってほしいなあ。Phil Lanzonの作曲能力は類稀なるものがあって、本当にもったいない。URIAH HEEPの看板で損している気もします。

終了後、Yさんと飲みに行ってHEEPやTULLのことを語り明かす。

次は本国で見たい。


--
↓よかったらクリックお願いします↓
人気blogランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

"The Story of the Ha..STAND UP Collector's.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。