SSブログ

全曲レビュー #136: "King Henry's Madrigal" [f:全曲レビュー, 1974-1979]

"King Henry's Madrigal / キング・ヘンリーズ・マドリーガル" -- B side of "Home" EP 1979年

"Elegy"で「この曲をもって全盛期JETHRO TULLは終わった。」と書いたが、スマンありゃウソだった。アルバム最後の曲という意味では"Elegy"だが、レコーディング&リリースされた曲としてはこの曲が全盛期最後の曲といって良い。また、ベーシストにDave Peggを加えたSTORMWATCHツアー編成の唯一のスタジオレコーディング曲である。

ライヴでもプレイされ、Barrie Barlowのドラムソロがフィーチャーされていた。脱退直前のためか壮絶なプレイを聴かせているが、残念ながらオフィシャルリリースされていない。

オリジナル曲ではなく、イングランドのトラッド曲"Pastime with Good Company / よき友との気晴らし"のロックアレンジである。アレンジしたのはDavid Palmer。"Pastime with Good Company"はイングランド王ヘンリ8世の作曲といわれ、当時のライヴではPalmerがMCをとり「もしヘンリ8世がロックバンドをやったらこんな音になるだろう・・・」みたいなことを言って曲紹介していた。

元々は歌詞付きの曲だが、TULLはインストでプレイしている。

初CD化は20周年ボックスSTORMWATCHリマスター盤にもボーナストラックとして収録されている。JETHRO TULLファンは必聴の名演です。

近年もライヴでプレイされており、原題の"Pastime with Good Company"でBEST OF ACOUSTICにライヴバージョンが収録されいる。ただしアレンジのクレジットはIan Andersonになっている。

"Elegy"もこの曲もDavid Palmerだね。


--
↓よかったらクリックお願いします↓
人気blogランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

新曲"Adrift and Dumbfo.."The Story of the Ha.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。