全曲レビュー #131: "Flying Dutchman" [f:全曲レビュー, 1974-1979]
"Flying Dutchman / フライング・ダッチマン" -- STORMWATCH 1979年
John Evan(ジョン・エヴァン)の珠玉のピアノイントロ・・・これだけでゾクゾク来る。
壮大で実にメロディアスな曲。このスケール感はJETHRO TULL / ジェスロ・タルの曲の中でもトップクラスではないだろうか。
物憂げで暗い曲調は好き嫌いが分かれるかもしれない。引きずるような曲調と中間部でトラッド調インストが入るところは"Pibroch (Cap in Hand)"を思わせる。
憂鬱さを助長しているのはなんといってもJohn Evanのピアノで、彼のベストプレイのひとつだと思う。
STORMWATCHは全盛期TULLの最後を締めくくるアルバムで、この曲は最後から2曲目なのだけど、私はこの曲が最後の曲に思えてしまう。次の"Elegy"がインストでかつDavid Palmerの曲だからかもしれない。または、歌詞がなんとなく最後を匂わせるものだからなのかもしれない。
"Flying Dutchman"とは幽霊船の船長のことで、ツアーのセットにも幽霊船を採用したらしいが、Ian Andersonとしては"Flying Scotsman(フライング・スコッツマン→Ian Anderson?)"も念頭にあったかも・・・というのは読み過ぎかな。
実は個人的に5本の指はいるくらい好きなTULLの曲。ベスト盤に入ることはないけど・・・
ベースはJohn Glascock(ジョン・グラスコック)がプレイしている。良かった良かった。
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John Evan(ジョン・エヴァン)の珠玉のピアノイントロ・・・これだけでゾクゾク来る。
壮大で実にメロディアスな曲。このスケール感はJETHRO TULL / ジェスロ・タルの曲の中でもトップクラスではないだろうか。
物憂げで暗い曲調は好き嫌いが分かれるかもしれない。引きずるような曲調と中間部でトラッド調インストが入るところは"Pibroch (Cap in Hand)"を思わせる。
憂鬱さを助長しているのはなんといってもJohn Evanのピアノで、彼のベストプレイのひとつだと思う。
STORMWATCHは全盛期TULLの最後を締めくくるアルバムで、この曲は最後から2曲目なのだけど、私はこの曲が最後の曲に思えてしまう。次の"Elegy"がインストでかつDavid Palmerの曲だからかもしれない。または、歌詞がなんとなく最後を匂わせるものだからなのかもしれない。
"Flying Dutchman"とは幽霊船の船長のことで、ツアーのセットにも幽霊船を採用したらしいが、Ian Andersonとしては"Flying Scotsman(フライング・スコッツマン→Ian Anderson?)"も念頭にあったかも・・・というのは読み過ぎかな。
実は個人的に5本の指はいるくらい好きなTULLの曲。ベスト盤に入ることはないけど・・・
ベースはJohn Glascock(ジョン・グラスコック)がプレイしている。良かった良かった。
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2010-09-29 23:46
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コメント(2)
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Flying dutchmanは確かに名曲ですよね。
残念ながら、ジョンのベースプレイは体調のせいか精彩を欠いていますが、トラッド系な音作りがさりげないあたり、前2作の曲より派手さはないですが、我々ファンには非常に染みてくる曲ですね。
by 吉村慶昭 (2010-10-02 10:07)
John Glascockはもしかしたら他の曲でも弾いていたのに出来が良くなくて差し替えられたのかもしれませんね。
このアルバムのIan Andersonのベースって音もフレーズもGlascockっぽいんですよね。意識してたんでしょうけど。
by j-tull.jp (2010-10-03 23:19)