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Corrado Rustici with Peter-John Vettese and Steve Smith, Live in Tokyo, 16th April 2010 [d-16:Peter-John Vettese]

なんと生ライヴは2年ぶりです。何やってたんだろ私・・・

さて、80年代前半にJETHRO TULL / ジェスロ・タルのキーボーディストとして大活躍していたPeter-John Vettese(ピーター=ジョン・ヴェテッシ)が、凄腕イタリア人ギターリストCorrado Rustici(コラド・ルスティチ)にくっついて来日するというので見に行ってきました。

ドラマーは元JOURNEYのSteve Smith(スティーヴ・スミス)なので、超絶トリオであるわけですが、私としては正直、Vetteseが目当てであったことは言うまでもありません。

とはいえ、Rusticiを中心としたプロジェクトなので他の二人はサポートだろうと思っていたのですが、良い意味で裏切られました。三人それぞれが見せ場が用意され、まさにトリオのライヴでした。

特に凄かったのがSteve Smithで、そのすさまじいスティックさばきにはブッ飛ばされました。開演前の周りの人の会話もSteve Smithの話題が目立ったのでこの人目当てで来た人も相当いたようです。

Corrado Rusticiは、Jeff BeckになったりRobert Frippになったりと大変器用なギターを聴かせてくれます。換言すると個性がないのかもしれませんが、とにかく上手いです。しかし彼の本領は曲作りかもしれません。彼のソロDECONSTRUCTION OF A POSTMODERN MUSICIANからの曲が大半でしたが、テクニック以前に曲が良いのです。曲良し演奏良し。他に何を求めるというのか。あ、ルックスも良いです。

そして、 Peter-John Vettese。40周年DVDで見るあのお姿でした。ペダルが踏みにくいのか左のスニーカーを脱いでいましたが、そんならはじめから靴はくなよ。脱ぎ魔の噂は本当だったか。キーボードのみならずコーラスも取り、あのスコティッシュアクセントでMCまで聞かせてくれました。(予想通り)JETHRO TULLの曲は演りませんでしたが、TULLのライヴで弾いていたようなピアノ&シンセのキーボードソロをプレイしてくれました。
聴きながら何度も思いました。やはりCREST OF A KNAVEは彼がキーボードを弾くべきだったと。Ian Andersonは彼を手放すべきではなかったと。(実際後に後悔してます。)

次はトリオのみでスタジオアルバムを作ってほしいですね。DECONSTRUCTION OF A POSTMODERN MUSICIANはRusticiの曲でしたが、この編成がプレイするVetteseの曲も聴きたい。

終演後はなんとサイン会がありました。あるならはじめから言ってくれ。THE BROADSWORD AND THE BEASTUNDER WRAPSの紙ジャケ(Vetteseは存在を知らないだろう)とWALK INTO LIGHT(廃盤)を持ってきたのに!
結局DECONSTRUCTION OF A POSTMODERN MUSICIANの限定日本盤を買いました。iTunesで買ってたのに・・・。しかもiTunesの方が曲数多いしブックレットのページ数も多いじゃんか・・・

Vetteseと少しお話しできました。緊張してろれつが回らない~。JETHRO TULLのウェブサイトを持ってるんです、といったら、「BROADSWOADは持ってるな。」と言いつつびっくりした様子なので何故だろうと思っていると、「僕とJETHRO TULLのことを話した日本人は君だけだ。You are the only Japanese that talks about me and JETHRO TULL.」と。いや、みなさん、Vettese先生をかまってあげてくださいよ。でもありがたいお言葉をいただき涙が出そうでした(笑)。
で、僕はスコットランドに住んでいたことがあるのでスコットランド人のあなたが大好きなキーボーディストなんです、と言ったら、僕も日本人が大好きだ、とお世辞を。繰り返しますが、みなさん、Vettese先生をもっとかまってあげてください(笑)。

行かなきゃ損のライヴでした。Vettese先生目当てのライヴでしたが、Corrado RusticiとSteve Smithの凄さを体験できたのも大満足でした。そしてもちろんVetteseと会話できて大興奮だったのでした。

http://www.andforest.com/events/CorradoRustici2010/index.htm




Corrado Rustici - Deconstruction of a Postmodern Musician



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