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脱線:ロバート・プラント ソロキャリア パート4 [j:CRITIQUE OBLIQUE]

「NOW AND ZEN」/ Robert Plant 1988

「SHAKEN 'N STIRRED」 で迷走(?)したロバート・プラントさん。そのときのキーボード路線はそのままに、ロック色を復活させた力作が、これ。

ロバート・プラントのソロアルバムの中で最大のオススメは?と言われれば私は迷わずこのアルバムを挙げる。
だってとにかくとにかく、曲が良い。良すぎる。ポップで聴きやすい楽曲がこれでもかと並んでいる。
LED ZEPPELINのようなハードな曲はないけど、プラントのヴォーカルを楽しむのであれば、ZEPのアルバムよりもこれのほうが良い。

"Heaven Knows"と"Tall Cool One"にはジミー・ペイジが参加していて、後者はZEPの曲がサンプリングで使われている。評論家は、このことと"Ship of Fools"が"Stairway to Heaven"に通じるアコースティックバラードであること(そんなに似てるか?)しか語らないくらいだが、そんなのアルバム全体の出来の良さとは無関係だ。
むしろ"Tall Cool One"なんてアルバム全体の流れからは浮いている。

ほとんどの曲で作曲に関わっているのがキーボーディストのフィル・ジョンストン。プロデュースにも参加していて、フィル・コリンズに代わるプラントの良き女房役として力量を存分に発揮しているようだ。

全英第10位、全米第6位と大ヒットした。特に米では"Tall Cool One"がペプシコーラCokeのCMに使われたこともありかなり売れたらしい。

この頃もLED ZEPPELIN再結成の噂はひっきりなしにあったが、ここまでソロで成功するとね・・・
ボンゾもいない、ペイジーもヘロヘロでは再結成するほうが自身のキャリアにとって高リスクだわな。

・関連
前作「SHAKEN 'N STIRRED」
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